東総広域水道企業団の高度浄水処理施設の概要について掲載しています。
当企業団は、水源である黒部川の水質が上流から汚濁物質や海水の遡上を受けること、また黒部川の貯水池化に伴い、窒素及びリンの増加に起因する富栄養化現象により、異臭味の発生及びトリハロメタン濃度の上昇等の水質問題に苦慮していました。
これらの水質問題に対処するため、前段で粉末活性炭処理を行い、異臭味及びトリハロメタン前駆物質を除去し、さらに後段では、塩素との反応により生成したトリハロメタンを粒状活性炭処理で吸着除去する「粉末活性炭処理＋粒状活性炭処理（吸着活性炭）」方式を導入しました。
所在地：千葉県香取郡東庄町笹川ろ1番地
（東総広域水道企業団構内）
1日あたり49,400立方メートル
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構造 |
鉄筋コンクリート造、密閉構造 |
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形状 |
幅1.7メートル×長さ28.9メートル×有効水深4.35メートル×5水路×2池 |
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形式 |
上下迂流式 |
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接触時間 |
60分間 |
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注入率 |
最大50ミリグラム/リットル、平均20ミリグラム/リットル |
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活性炭仕様 |
木質系（DRY炭） |
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貯留槽の容量 |
22.7立方メートル×2槽 |
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活性炭注入ポンプ |
52リットル/分×2台 |
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水中渦巻き斜流ポンプ |
φ400ミリメートル×19.8立方メートル/分×H14メートル×75キロワット |
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ポンプ台数 |
4台（常用2台、予備2台） |
| 構造 | 鉄筋コンクリート造、密閉構造 |
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| 形状 | 幅4.5メートル×長さ5.1メートル×有効水深2.55メートル（1池） |
| 形式 | 重力式下向流固定床 |
| 下部集水装置 | 自動逆洗用有孔ブロック |
| 有効ろ過面積 | 22.95平方メートル/池×8池（内予備2池） |
| 空間速度（SV）・線速度（LV） | 7（1/h）・15（メートル/h） |
| 活性炭層厚 | 2.20メートル |
| 活性炭仕様 | ヤシガラ炭（粒度：2.36メートルから0.5ミリメートル 95パーセント以上） |
| 洗浄方式 | 逆洗洗浄+表面洗浄 |
アドビシステムズ社サイトより無償でダウンロードできます。
